シャープが1日発表した2019年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比0・7%減の1兆1206億円、純利益が33・1%減の273億円となり、減収減益だった。米中貿易摩擦の長期化で市況が悪化、中国や欧州で液晶テレビの販売が落ち込んだ。国内では9月の台風で海外生産したテレビの新製品が届かず、売り上げが下期にずれ込んだことも響いた。

 本業のもうけを示す営業利益は21・4%減の369億円だった。中国ではテレビの販売を「量から質へ」転換して高付加価値品を伸ばす方針だが、軌道に乗っていない。欧州市場は安価な海外製品に押された。