医学部の不正入試問題で、順天堂大が設置した第三者委員会(委員長、吉岡桂輔弁護士)は1日までに、2013~18年の医学部一般入試について「大学の裁量の範囲を逸脱した不適切な取り扱いが存在していた」とする最終調査報告書をまとめた。

 報告書によると、順天堂大は、受験生の性別や浪人年数によって異なる合否判定基準を設定。この基準は、女性や浪人年数の多い受験生の合格可能性を制限する効果を有していたと判断した。

 報告書は、不適切な取り扱いが開始された時期について「少なくとも10年程度前から批判なく踏襲されてきたと推認される」と指摘した。