水産庁は1日、太平洋クロマグロの漁獲枠で来年の漁期の国内配分案を公表し、大型魚(30キロ以上)では沿岸漁業への配分を今年より246トン多い1817トンに拡大した。9月の国際会議で台湾から移譲を受けることで合意した300トンの枠などについて、沖合漁業より優先して上乗せした。沖合漁業の枠は83トン多い3518トン。

 はえ縄や一本釣りなどの沿岸漁業者はマグロ漁への依存度が高く、厳しい漁獲管理で生計が厳しくなっていることに配慮した。地域別では北海道が23・6トン多い314・9トン、青森が7・1トン多い467・9トン、長崎が8・9トン多い167・2トンに拡大した。