トヨタ自動車と気象情報提供会社のウェザーニューズは1日、通信機能を持つ「コネクテッドカー(つながる車)」からワイパーの作動情報を収集して、降水状況の分析に生かす実証実験を始めた。従来の観測機器による分析と照らし合わせ、精度を高めるのが狙い。

 実証実験の対象地域は東京都、愛知県、大阪府の3都府県。最近は雨による水害が深刻化しており、将来はドライバーに降雨への対応を注意喚起することで安全性の向上につなげたい考えだ。

 一般的なレーダーでは上空2キロ以下の高さの雲が降らせる雨をとらえられず、地上の観測機器も設置箇所が限られ、降水地域の正確な把握が難しい。