【ジュネーブ共同】地球温暖化に伴う氷河や山間部での積雪の減少を主議題に、世界気象機関(WMO)が初めて開いた「高山サミット」は10月31日、「世界規模での水や食料、エネルギーを確保する上で、高山の環境を保護することは不可欠だ」などと危機感を訴える声明を採択し閉幕した。

 会合には世界各国の気象当局者や研究者が集い、29日から開催。共同議長を務めたカナダのサスカチワン大のポメロイ教授は記者会見で、氷河や高山の積雪について「水の銀行預金口座のような存在だ」と述べ、水源としての重要性を強調。気候変動への対処は「緊急の課題だ」として各国に協力を促した。