首里城(那覇市)の正殿などが全焼した火災で、南殿と黄金御殿で特別展示されていた沖縄の伝統的な歌舞劇「組踊」の関係史料が焼失した可能性があることが1日、首里城公園を管理する「沖縄美ら島財団」への取材で分かった。

 10月31日の火災で南殿は全焼し、黄金御殿にも延焼。詳しい調査はまだだが、財団は「展示物は燃えてしまった可能性がある」とみている。

 財団や首里城公園管理センターによると、組踊は中国の使節をもてなす時などに披露された。7月からの特別展は、首里城で初めて組踊が演じられてから300年を記念したもので、四十数点が公開されていた。