東日本大震災で被災した宮城県石巻市の門脇小の校舎を震災遺構として保存するため、中央部を残して両端部を解体するのを前に9日、市が内部を報道陣に公開した。震災時の火災や津波の爪痕が生々しく残り、震災の脅威を見せつける。

 校舎は全長約107メートルで3階建て。1階の壁には、約1・8メートルの高さに津波が到達した跡が残り、床には土砂やがれきが散乱。窓は割れ、2、3階は大部分が火災によるすすで黒くなっていた。教室に並べられた机やいすは、焼けて骨組みだけが残る。天井は剥がれ、配線などが垂れ下がっていた。