日本年金機構が発注する「ねんきん定期便」などの作成業務を巡り談合を繰り返していた疑いが強まったとして、公正取引委員会は9日、独禁法違反(不当な取引制限)の疑いでさらに印刷業者十数社を立ち入り検査した。

 公取委は8日にトッパン・フォームズ(東京)など約20社に立ち入りしており、合わせて三十数社が遅くとも数年前から談合していたとみて調べる。

 関係者によると、ねんきん定期便や振込通知書などの作成、発送に関する一般競争入札で、受注業者や受注量を事前に決めていた疑いがある。

 金沢市の福島印刷は9日に立ち入り検査を受けたことを明らかにした。