東京電力と中部電力の火力発電事業を統合したJERA(ジェラ、東京)は9日、台湾で発電容量計37万6千キロワットの洋上風力発電事業に参画すると発表した。事業を通じて台風対策などの知見を獲得し、普及が見込まれる日本での事業展開に生かす狙いがある。

 参画するのは2021年末に商業運転を始める予定の「フォルモサ2」。総事業費は数千億円で、49%の権益を取得する。

 世界で脱炭素社会の実現に向けた機運が高まり、火力発電への逆風は強まっている。JERAは火力依存から脱却するため、再生可能エネルギー事業を強化している。