関西電力の八木誠会長(69)が辞任の意向を固めたことが8日、分かった。高浜原発が立地する福井県高浜町の元助役から、自身を含めた役員らが多額の金品を受領していた問題の責任を取る。当初は続投に意欲を示していたが、政府や世論の厳しい声に方針を転換、トップ辞任に追い込まれた。

 岩根茂樹社長(66)は残留し、事態収拾に当たるが、第三者委員会の調査結果が出た段階で辞任する方向だ。会長職は当面、空席とするとみられる。

 八木氏は原子力事業本部長などを経て2010年に社長に就任、16年から会長を務めていた。