【香港共同】香港警察は8日、デモ参加者のマスク着用を禁じる「覆面禁止法」に違反した容疑で、5日の同法施行後に計77人を逮捕したと発表した。政府は禁止法に反発して激しさを増すデモへの取り締まりを強化するが、火に油を注ぐ悪循環から抜け出せず、抗議活動の長期化で市民生活への影響も出ている。

 香港政府トップの林鄭月娥行政長官は8日、同法施行後に続発した抗議活動で地下鉄駅などが破壊されたことを非難し、「(デモ隊が)傷つけているのは大多数の香港市民だ」と強調。中国政府への支援要請については選択肢として排除しないとしつつも、現時点では香港政府が自力で解決を図るとした。