離婚相手から養育費を受け取れないひとり親家庭が困窮するのを防ぐため、兵庫県明石市が、支払いに応じない相手に行政罰である過料を科す条例を制定する方針を決めたことが8日、分かった。養育費不払いで過料を設けるのは全国初。相手の氏名公表も検討しており、来年4月からの制度開始を目指す。

 市は、公正証書などで養育費の額が確定し、支払い能力があるのに滞納する離婚相手に過料を科す。過料は刑罰ではなく、地方自治法に基づき最大5万円を支払わせることができる行政罰。具体的な額は調整中としている。

 離婚相手に過料が科されたひとり親家庭には、過料と同額の「養育支援金」を支給する。