国土交通省は8日、乗務前のパイロットからアルコール検出が相次いでいる日航に、事業改善命令を出す方針を固めた。同社の飲酒不祥事を巡っては、昨年12月に続いて異例の2度目の同命令となる。日航は今年4月以降も、複数のアルコール検出が起きていた。

 日航は昨年10月、英国の空港で乗務直前の副操縦士=懲戒解雇=が、自社の呼気アルコール検査をすり抜け、現地警察に多量のアルコール検出を理由に逮捕。11月に実刑判決を受けた。国交省は12月、安全管理態勢の構築を求めて事業改善命令を出した。

 日航も、検査機器を精密なものにするなど対策を実施したが、その後も不祥事が続発した。