日本オリンピック委員会(JOC)が、東西冷戦下に日本がボイコットした1980年モスクワ五輪の「幻の代表」が一堂に会する「集いの会」を12月に計画していることが7日、分かった。来年の東京五輪で当時から40年を迎える中、JOCとしては異例の企画。政治に翻弄されて出場の夢を絶たれた元選手がさまざまな思いを共有し、スポーツ界の教訓を発信する場となりそうだ。

 自らも柔道で「幻の代表」となったJOCの山下泰裕会長は7月に当時の選手が東京五輪に何らかの形で参加できるよう、大会組織委員会の森喜朗会長に要望。聖火リレーや開会式への参加などの案が検討されている。