大阪市港区の水族館「海遊館」は7日、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に分類されている海鳥エトピリカの繁殖に、同館として初めて成功したと明らかにした。

 海遊館によると、エトピリカは日本では北海道の一部で生息が確認されている。同館は昨年6月、アクアワールド茨城県大洗水族館(同県大洗町)から親鳥を借りた。今年6月に卵が生まれ、翌7月末に1羽がふ化した。

 ひな鳥の体重は、9月下旬の段階で約510グラム。性別はまだ分からないという。海遊館で公開中。広報担当の林成幸さん(34)は「一年を通じて1回しか繁殖する機会がないので、とてもうれしい」と話している。