【ストックホルム共同】スウェーデンのカロリンスカ研究所は7日、2019年のノーベル医学生理学賞を、細胞が酸素量の変化を感じ取り、適応する仕組みを発見した米ハワードヒューズ医学研究所のウィリアム・ケリン氏(61)ら米英の3人に授与すると発表した。生命活動の基本にかかわる仕組みで、がんや貧血などの新たな治療に道を開いた。

 他の2人は英フランシスクリック研究所のピーター・ラトクリフ氏(65)と、米ジョンズホプキンズ大のグレッグ・セメンザ氏(63)。

 動物がものを食べ、エネルギーに変える際には酸素が必要。酸素量の増減に細胞がどう対応しているかは謎とされていた。