紛争下の性暴力と闘い、昨年ノーベル平和賞を受賞したコンゴ(旧ザイール)の産婦人科医デニ・ムクウェゲ氏は7日、京都市内の立命館大で講演し、先進国の繁栄はコンゴ東部で性暴力を行う武装勢力などが不法に採掘する鉱物資源で成り立っていると警告した。

 日本企業に対して「新技術を開発する際、透明性のある取引で得たクリーンな資源を利用し、性暴力を終わらせてほしい」と呼び掛けた。

 コンゴ東部ではハイテク機器に使われるコバルトなどの鉱物資源の利権を争う戦闘が続く。ムクウェゲ氏は武装勢力などが資源を独占するために性暴力を戦略的「兵器」として使っていると指摘してきた。(共同)