米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設への抗議活動中に不当な身柄拘束や逮捕があったとして、沖縄県在住の芥川賞作家目取真俊さん(59)が国に120万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、福岡高裁那覇支部は7日、一審那覇地裁に続いて8万円の支払いを命じた。米軍の責任は認めなかった。

 大久保正道裁判長は、海上保安庁が米軍から身柄を引き受けるのが遅れたことと、海保が緊急逮捕したことを違法とした3月の一審判決を支持した。

 目取真さんは1997年、「水滴」で芥川賞を受賞し、沖縄を題材にした著作が多い。