北海道日高地方のアイヌ民族でつくる「コタンの会」は5日、北海道大の医学者が昭和初期に浦河町のアイヌ墓地から持ち去った3体の遺骨の両手と両足の骨を再び埋葬した。3体を含む16体は2016年と17年に既に再埋葬しているが、北大の調査で新たに一部が見つかったという。

 北大で一部が見つかった3体は成人の女性1人と男性2人の遺骨。北大の長谷川晃理事・副学長が浦河町の杵臼生活館で遺骨を引き渡した。長谷川副学長は記者団に「これからも誠意を持ってご遺骨の返還に努めていく」と話した。

 コタンの会が墓地で遺骨と名札が入った四つの木箱を墓穴に並べ、紺色など布を掛けて埋葬した。