北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさん=失踪当時(13)=の55歳の誕生日に当たる5日、両親が住む川崎市で「拉致被害者家族を支援するかわさき市民のつどい」が開かれ、弟の拓也さん(51)が講演した。被害者家族の高齢化に「時間との闘い。一刻の猶予も許さない」と危機感をにじませて早期解決を訴えた。

 拓也さんは講演で、父滋さん(86)に触れ「昨年4月に入院し、今も病院のベッドにいる」と語った。あいさつを予定した母早紀江さん(83)も欠席となり「母も看病のため毎日通院しており体力の限界。大事を取った」と理解を求めた。