「光で花粉やウイルスを分解する」とうたう光触媒マスクを巡り、消費者庁から「根拠がない」として景品表示法違反(優良誤認)の再発防止命令を受けた大正製薬が、処分を不服として同庁に審査請求したことが5日、同社への取材で分かった。審査請求は1日付。

 光触媒は、光を当てると有機物質を分解する効果があるとされている。

 消費者庁は7月、大正製薬を含む4社に再発防止命令を出した。4社は包装に「光触媒で分解!」「しっかり吸着 光で分解」などと表示。同庁が裏付けとなる根拠を求めたが、使い捨てマスクを着用するような短時間で効果を実証する資料は提出されなかったという。