【ワシントン共同】米連邦最高裁は4日、人工妊娠中絶を規制する南部ルイジアナ州法の合法性を巡り審理を開始すると決定した。来年6月末までに司法判断が下される見通し。妊娠中絶は長年、米世論を二分する問題で、判決は来年11月の大統領選に影響を与える可能性があるとして米メディアが注目している。

 トランプ大統領が指名した保守派判事2人を加えた最高裁で、中絶問題を巡る初の司法判断になるとみられる。最高裁は現在保守派が多数を占めており、人工妊娠中絶を合法化した歴史的な1973年の「ロー対ウェード」判決が覆される恐れがあると人権団体などが警戒している。