台風15号による千葉県の大規模停電の復旧作業に伴い、県内の少なくとも二つの病院が業者からの事前連絡を受けないまま電力供給を一時的に止められていたことが4日、県や病院への取材で分かった。停電による健康被害は確認されていないが、当時手術中だった患者もいたといい、病院関係者は「医療機関の停電は命に関わるので、事前に知らせてほしかった」としている。

 復旧作業に当たった東京電力パワーグリッドは、1病院については事前連絡しなかったことを認めた上で「緊急を要する工事だったため、現場の判断ですぐに作業した」と説明。もう1カ所については「調査中」としている。