鹿児島県の奄美群島国立公園内で、世界自然遺産推薦区域内でもある山中で、ネコが繁殖し、希少種で国の天然記念物のアマミトゲネズミを捕食しているのが4日までに確認された。国立公園管理事務所は、ネコの捕獲の検討を始めた。

 鹿児島県自然保護推進員の山室一樹さんが9月26日、奄美群島の最高峰で、希少種が多く生息する湯湾岳の7合目付近の山道をパトロール中、アマミトゲネズミを食べている子ネコ3匹と母ネコを発見し、撮影した。

 同事務所の千葉康人管理官によると、ネコはこれまでにも山中でセンサーカメラやパトロールで確認されているが、トゲネズミが捕食された報告は初めてという。