厚生労働省は4日、終戦後に旧ソ連で抑留され、シベリア地域で死亡した14人の身元を新たに特定し、漢字氏名や出身地をホームページで公表した。出身地は10道県。自治体を通じて遺族に連絡し、資料提供する。

 厚労省はシベリア・モンゴル地域での死亡者を約5万5千人と推計。だが中国や現在の北朝鮮など他地域での死亡数の全容は不明。個人を特定できたのは今回の公表分も含め、シベリア・モンゴル地域が4万335人、「その他の地域」は1001人となった。

 シベリア地域の戦没者遺骨収集事業を巡っては、厚労省は9月、ロシア国内で収集した遺骨597人分が日本人ではない可能性を公表した。