日本の植民地統治時代の台湾で生まれ育ちながら、太平洋戦争後に日本国籍を喪失したとされるのは不当だとして、台湾人の男性3人が4日、日本国籍を有していることの確認を国に求めて大阪地裁に提訴した。

 代理人弁護士によると、植民地時代に日本国籍を持っていた台湾人が国籍確認を求める訴訟は初めて。

 訴状によると、原告は戦時中に軍属として太平洋戦争に従軍した楊馥成さん(97)ら80~90代の3人。いずれも戦前の植民地時代の台湾で日本人として生まれ育ったが、日本はサンフランシスコ平和条約で海外植民地の領土権を放棄。台湾系日本人は国籍離脱者として扱われるようになった。