今月から始まった幼児教育・保育の無償化を巡り、衛藤晟一少子化対策担当相は4日の記者会見で、対象施設の一部に見られる国などの補助金を当て込んだ便乗値上げについて「慎んでもらいたい」と苦言を呈した。

 無償化は保育所や幼稚園などの利用料を全額または一部補助する。厚生労働省によると、認可外保育施設で国の補助上限まで利用料を値上げするといった不自然な事例が確認された。衛藤氏は「(値上げが保育の質向上に)必要であればちゃんとやらなきゃいけないが、無償化の本来の趣旨を理解してもらいたい」と述べた。