時計大国スイスの最大手、スウォッチ・グループは3日、同国北部ビールでスウォッチの新本社とオメガの工場、両ブランドの博物館計3棟の完成披露式典を開いた。世界的に著名な日本の建築家、坂茂氏が設計。木材を主要建材として使った斬新な外観で、「スイス時計産業の都」として知られるビールの新たな名所となりそうだ。

 L字に曲がった半円筒状の新本社は、中に入ると木の爽やかな香りが広がる。総床面積約2万5千平方メートルを覆う、丸みを帯びた屋根の骨組みには、スイス産の針葉樹トウヒを使用。室内には自然光がふんだんに差し込み、開放感があふれる。