日本臓器移植ネットワークは31日、山梨大病院に入院していた6歳未満の女児が30日午後4時3分、臓器移植法に基づく脳死と判定されたと発表した。家族が臓器提供を承諾した。6歳未満の脳死の公表は15例目。

 心臓は大阪大病院で10代女性、肝臓は自治医大病院で10代男性、腎臓は東邦大医療センター大森病院で10歳未満の男児2人、小腸は京都大病院で20代女性に、それぞれ移植。肺は該当者がなく、膵臓は医学的理由で断念した。

 両親は移植ネットを通じて「突然のことでつらい決断でしたが、娘の体が誰かの中で生きていくことは、家族の心の支えでもあります」とのコメントを発表した。