経済産業省が31日発表した9月の鉱工業生産指数速報(2015年=100、季節調整済み)は102・9となり、前月と比べ1・4%上昇した。上昇は2カ月ぶり。基調判断は「総じてみれば、生産はこのところ弱含み」と維持した。

 運搬用クレーンなどで大型の受注案件があったほか、8月の猛暑で販売が好調だったエアコンで在庫確保のため増産の動きが出たことが寄与した。消費税増税前の駆け込み需要に関して、経産省の担当者は「生産全体に大きな影響は出なかった」と分析した。

 業種別では、汎用・業務用機械工業、生産用機械工業などが上昇。自動車工業や電子部品・デバイス工業などが低下した。