台風19号で記録的な大雨となった神奈川県箱根町では土砂崩れが相次ぎ、30日時点で強羅、仙石原地区の宿泊施設約100カ所への温泉供給がストップしている。同町観光協会によると、町内に265カ所ある宿泊施設の約4割に当たる。復旧には時間がかかり、ホテルや旅館は他の宿から温泉を分けてもらうなど、対応に追われている。

 1日に約3千トンの温泉を供給する会社「箱根温泉供給」によると、大涌谷の源泉地で土砂が崩れ、配管設備などが流失した。12日から温泉供給が止まり、復旧は11月以降になる。

 温泉の供給事業を行う箱根登山鉄道も供給を停止した。