防衛省は導入を予定する航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の改良型について、2020年7月下旬に開幕する東京五輪の前に首都圏の部隊へ優先配備する検討に入った。同年4~7月になる見通し。複数の同省筋が30日、明らかにした。国籍不明の航空機や無人機などによる首都圏でのテロの抑止や防空能力の向上に万全を期すため、他地域より先行させる。北朝鮮の弾道ミサイルへの対応も念頭にある。

 改良型は、PAC3のレーダーや発射機などを改修し高性能化したもので、「PAC3MSE」と呼ばれる。

 五輪に合わせたミサイル配備では、12年ロンドン五輪の例がある。