埼玉県川口市立中でサッカー部の顧問だった男性教諭(52)が部員に体罰をしたとの情報が2017年に寄せられたのに、学校が部員への聞き取りをせずに「体罰はなかった」と市教育委員会に報告していたことが30日、市教委への取材で分かった。市教委の森田吉信学務課長は「対応は不適切だった。改めて聞き取りを進める」としている。

 情報提供した保護者が今月下旬、調査状況を県教委に尋ね、市教委が当時の校長(58)に問い合わせて発覚した。

 元生徒は、他の部員から首を絞められるなどして16年に不登校になり、市の第三者委員会がいじめの被害者と認定している。