かんぽ生命保険の不正販売報道を巡りNHKが日本郵政グループから抗議を受けた問題で、放送部門トップの総局長が、会長名の事実上の謝罪文を直接出向いて手渡した後も郵政を再訪し、職員教育の実施状況を説明する異例の対応をしていたことが30日分かった。

 同日の野党合同ヒアリングで郵政側が明らかにした。NHKの木田幸紀放送総局長は今年2月6日、日本郵政の鈴木康雄・上級副社長(元総務事務次官)に再び面会。問題となったガバナンス(企業統治)体制の検討状況も説明した。

 木田総局長は、「ガバナンスを巡る取り組みについて機会があれば聞きたい」と言われたためと主張した。