【ウラジオストク共同】北方四島での日本とロシアによる共同経済活動のパイロット(試行)事業に位置付けられる初の観光ツアーは30日午後も続き、日本の観光客らが国後島の日本人墓地や火山を訪れた。ロシア側は「待ち望んでいた歴史的な訪問だ」と歓迎した。

 一行は国後島の古釜布(ロシア名ユジノクリーリスク)の墓地に立ち寄った後、南部の泊(同ゴロブニノ)にある火山にできたカルデラ湖を見学。4島を事実上管轄する極東サハリン州政府の担当者は「(4島と近い)北海道からのツアーが定着すれば島の経済発展につながる」と強調した。