「1票の格差」が最大3・00倍だった7月の参院選は投票価値の平等に反して違憲だとして、弁護士グループが選挙無効を求めた訴訟の判決で、福岡高裁宮崎支部と東京高裁は30日、いずれも「合憲」と判断し、請求を棄却した。

 二つの弁護士グループが全国14の高裁・高裁支部に起こした一連の訴訟で判決は計7件となり、「違憲状態」が2件、合憲が5件。

 前回2016年参院選は「合区」が導入され、長年5倍前後で推移してきた格差が3・08倍に縮小。最高裁は17年の判決で合憲と判断した。