【モスクワ共同】旧ソ連の独裁者スターリンが主に1930~40年代に主導した大粛清で処刑された犠牲者の名前を連続12時間にわたって読み上げ追悼するイベント「名前の回復」が29日、モスクワ中心部で行われた。ロシアの人権団体「メモリアル」が主催し、今年で13回目。

 イベントは処刑現場の一つでもあった旧ソ連国家保安委員会(KGB)=現連邦保安局(FSB)=本部前の広場で開催。午前10時から午後10時まで老若男女の有志市民がマイクの前に1人ずつ歩み出て、2千人以上の粛清犠牲者の名前や年齢、職業、処刑日を次々に読み上げた。