佐賀県神埼市で昨年2月に陸上自衛隊のAH64D戦闘ヘリコプターが住宅に墜落した事故で、防衛省が同型機の飛行を11月中旬以降に再開する方針を固めたことが30日、分かった。事故機が所属していた目達原駐屯地の吉野俊二司令らが31日に県庁を訪れ、安全確保の状況などを説明。飛行再開に向けては、防衛省幹部が改めて現地を訪問し理解を求める見通し。

 事故機は、主回転翼を固定する金属製ボルトが破断して墜落した。陸自は今年9月、さび止め剤の劣化が破断につながった可能性とともに、ヘリへの搭載前からボルトに亀裂が入っていたとの見方の2通りの要因を併記した調査結果を公表した。