台風19号で堤防が決壊した長野市の千曲川で30日、本堤防が完成するまでの間、新たな水害を防ぐための「締切堤防」が造られた。本堤防と同程度の強度があり、長野市は大雨による仮堤防決壊の恐れが低くなったとして、周辺に出していた避難指示を解除した。

 千曲川では、台風で約70mにわたって堤防が決壊したため、盛り土をして仮堤防を造ったが、土砂を固める作業などが十分でなく、決壊する可能性があった。

 締切堤防は、本堤防や仮堤防より川寄りに位置し、長さ約320m、高さ約5m。縦約15mの鉄板を深さ約10mまで埋め込んで外枠を造り、土を詰めて建設した。