【イスタンブール共同】トルコ外務省は、米下院がアルメニア人大量虐殺を認定する決議案を可決したことを「拒絶する」と強く反発する声明を29日付で出した。決議には「歴史的、法的な根拠がない」と主張した。

 決議がトルコのシリア侵攻に関連しているとの見方を示し「侵攻を止められなかった者が、こうした方法で(トルコに)報復できると考えたなら大きな間違いだ」と指摘した。

 外務省はまた、シリア侵攻に関与したトルコ政府高官らに制裁を科す法案を米下院が可決したことも「強く非難する」との別の声明を発表。関係悪化を防ぐため必要な措置を取るようトランプ米政権に求めた。