福井県は3日、胃や十二指腸潰瘍の治療薬に発がん性物質が含まれている可能性があるとして、同県あわら市の医薬品メーカー小林化工が約790万錠を自主回収すると発表した。これまでに健康被害の報告はないとしている。

 対象は同社が製造した「ラニチジン錠75」と「ラニチジン錠150」で、薬剤師のいる薬局で購入可能。出荷時期は同社が調査中だが、全国に流通しているという。中国で製造された原薬から、発がん性があるとされる物質が許容限度値を超えて検出された。

 問い合わせは電話0776(73)0771の同社。県は服用した場合は、まず医療機関に相談してほしいと呼び掛けている。