水俣病の原因企業チッソが熊本県水俣市にある傘下企業の工場閉鎖を決めたことを受け、水俣病被害者・支援者連絡会は3日、熊本県担当者と水俣市内で面会した。閉鎖決定の撤回と地域経済振興についての協議を求める立場から、県に対し当事者意識を持って説明責任を果たすよう訴えた。

 連絡会事務局の元島市朗さん(64)は「県は水俣病問題に責任がある」と指摘。説明のほか、工場閉鎖による地域経済への影響などを検証するよう求めた。県環境政策課の吉仲範恭課長補佐は「患者の補償完遂が大事。意見を基にできることに取り組む」と述べた。