財務省は3日、有識者らでつくる財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の分科会を開き、2020年度の予算編成に向けた議論を本格化させた。出席した委員の多くは、社会保障改革を検討する政府の新たな会議に関連し、給付と負担の見直しの必要性を強調した。

 麻生太郎財務相は20年度予算で「経済再生と財政健全化の両立を図る」と強調したが、要求総額は過去最大を2年連続で更新しており、難しい調整を迫られそうだ。

 麻生氏は会合で消費税率10%への引き上げに触れ「社会保障の安定財源を確保するためだ」と説明した。