明治初めに洋書などの輸入販売を始めた丸善の創業150周年を記念して、西洋から日本へもたらされた希少本を多数集めた展覧会「西洋の名著との出会い」が、東京都千代田区の丸善・丸の内本店で9日から15日まで開かれる。15世紀から現代までに出版された貴重な書籍が一堂に会する機会は珍しい。主催は丸善雄松堂。

 大学、研究者、収集家らの所蔵する原書91点と翻訳本5点を出展。最も古いのは、最初の本格的な活版印刷本としてグーテンベルクが1455年頃に完成させた「42行聖書」の内の1葉(早稲田大図書館蔵)で、羊皮紙に刷られている。「ファーブル昆虫記」の挿画決定版(1924、25年)は、大杉栄による翻訳本と共に展示される。原書の9割以上は、丸善か雄松堂書店(両社は2016年に経営統合)が輸入した。

 入場無料。午前9時から午後9時(最終日は午後4時)まで。