日本製鉄は3日、台風15号の強風で倒壊した君津製鉄所(千葉県君津市)の製鋼設備の煙突について、12月末までに修復作業を終え、復旧するとの見通しを明らかにした。復旧までは自動車向けなどの鋼材の生産量が落ち込むため、代替生産により自動車メーカーなどへの影響を最小限に抑えたい考え。

 製鋼設備は、高炉でつくられた銑鉄を鋼に精錬する製鉄所の中核工程を担う。煙突の損壊により君津製鉄所に二つある製鋼設備のうち一つが停止し、生産量が大幅に減少している状態だ。

 日鉄は、他の製鉄所で生産量を増やしているほか、一部の鋼材に関しては他の鉄鋼メーカーに代替生産を依頼した。