農林水産省は3日、豚コレラ対策の有識者会議を開いた。ウイルスに感染した野生イノシシが農場に侵入するのを防ぐため、全国の養豚場に防護柵の設置を義務付けるとしていた方針について、実施に向けて衛生管理基準の見直しを諮問。まん延防止を図るため、豚へのワクチン接種に向けた準備とともに、主な感染ルートとされるイノシシ対策を徹底する。

 会合では、地域によって感染リスクが異なることを踏まえ義務化の対象をどうするか議論していくことを確認した。委員からは「食肉処理場や飼料運搬関係など養豚場以外の規制も考えていくべきだ」などといった意見が出た。