大阪市発注の電気工事を巡り、業者に入札情報を漏らしたとして官製談合防止法違反などの罪に問われた元大阪市建設局職員坂東浩樹被告(45)=懲戒免職=に大阪地裁は3日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。

 判決理由で大寄淳裁判長は「市職員だった被告が、秘密事項の直接工事費を3回にわたり教示して繰り返し入札の公正を害した悪質な犯行」と指摘。反省していることや懲戒免職で社会的制裁を受けたことを考慮し、執行猶予を付けた。

 事件では、入札情報の見返りに同社側から現金約435万円などを受け取ったとして、市建設局の元職員も起訴されている。