全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま)や釧路海上保安部などは3日、北海道釧路港でサンマ漁船に安全操業を呼び掛けた。今年は不漁で漁場が例年より遠く、船が長期間沖合に出ている。9月には根室市の納沙布岬沖で死者・行方不明者8人を出した漁船転覆事故が起きており、5日まで道内の3港で漁船を巡回する。

 海保の職員らが漁師に「転覆事故に注意」などと書かれたチラシを配り、ライフジャケットの着用などを呼び掛けた。第62稲荷丸(19トン)=宮城県石巻市=の阿部一二郎さん(59)は「転覆事故は人ごとではない。同じ事が起きないよう気を付けたい」と話した。