熊本地震で損壊した熊本市立熊本市民病院から転院を余儀なくされ、その後亡くなった宮崎花梨ちゃん=当時(4)=の母さくらさん(40)=熊本県合志市=が、移転・開院した新病院敷地に花の苗を植えている。東日本大震災の遺族から贈られたフランス菊で「命の大切さと教訓を伝える拠点にしたい」との思いを込める。3日には植栽式があり、関係者は災害に強い病院づくりを誓った。

 先天性の心臓病だった花梨ちゃんは当時、集中治療室にいた。病院は2度目の激震「本震」で天井などが崩落。福岡市の病院に移されたが、5日後に息を引き取った。移動が負担となったとして、関連死に認定された。