関西電力の役員らが福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)から多額の金品を受け取っていた問題で、森山氏が少なくとも約20年前にも同様に金品を提供していたことが3日、分かった。関電の原子力部門が長かった元幹部が「法外な品」を受け取ったと共同通信の取材に証言した。

 関電が2日に公表した調査報告書では、2011~18年に森山氏と接点を持つ役職などの20人が約3億2千万円相当の金品を受領していたことが判明。既に明らかになっている06年よりも前から繰り返されてきたことになり、企業統治の甘さが改めて浮き彫りになった。

 元幹部は「法外な品」が何かは明言しなかった。